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馳議員「全柔連、JOC両会長辞任を」


 柔道界を揺るがす女子代表選手への体罰問題が拡大する一方だ。全日本柔道連盟は5日に臨時理事会を開き、吉村和郎強化担当理事(61)と徳野和彦コーチ(38)の辞任を発表。選手側から出された体制刷新の要求に応じた格好だが、これに「とかげのしっぽ切りだ」と異を唱えたのは元プロレスラーの馳浩衆院議員(51)。スポーツ・教育問題に取り組む馳氏は全柔連の上村春樹会長(61)と日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(65)の辞職を求めるなど、柔道界のお家騒動をぶった斬った。

 

 ――暴力やパワハラを受けた女子選手たちは4日、弁護士を通じてメッセージを伝え全柔連の体制刷新を要求した

 

 馳:本人たちが出てくればベストなんでしょうけど、それすらもできない恐怖感があるっていうのが分かりました。代弁者であっても、当事者がそういうふうに思っているっていう気持ちがちゃんと表明されたのはよかったですね。

 

 ――園田隆二監督(39)に続き、吉村氏とコーチの辞任も発表された。これで事態は終息したと捉えてよいか

 

 馳:私は全柔連の会長が辞任すべきだと思いますね。それとJOCの竹田会長も辞任すべきだと思います。

 

 ――全柔連の上村会長は「柔道連盟のあるべき姿に戻す」として続投に意欲を見せている

 

 馳:問題の認識が甘い。2年前に成立したスポーツ基本法の第5条では、スポーツ団体に公正で透明性のあるガバナンスを求めている。そのスポーツ基本法を議員立法として立案した私からすればスポーツ文化の否定にもつながると思っています。けさ、(文部科学省の)下村(博文)大臣も表明されたように「スポーツ史上最大の危機」という問題意識を持たなきゃいけないですよ。そういう認識がないと言わざるを得ないですね。

 

 ――JOCの対応も批判されている

 

 馳:全柔連は内々で処理をしようとした。言葉の表現は悪いが、とかげのしっぽ切りで(女子選手側と)合意を得ようとした。JOCも一部の理事が情報を持って対応しようとした。それは許されてはならない。事が明るみに出てから対応するというのは、残念ながら看過できない。

 

 ――馳議員は2020年東京五輪招致への影響を食い止める立場もある

 

 馳:(両トップの辞任で)分かりやすく世界に発信する必要がある。「え、そこまで!?」って言う人もいると思うんですけど、そこまでする重大性があるんですよ。3月にIOC(国際オリンピック委員会)の評価委員会のメンバーを受け入れる。聞き取り調査とか実態把握とか間に入ってご苦労されてますけど、一つのメドがついたら今月中に辞めたほうがいいですね。これは私個人の意見。それが最低限の礼儀だし、マナーだと思います。

 

 ――馳議員もレスリング代表としてロサンゼルス五輪に出場。その時、監督やコーチから暴力はあったのか

 

 馳:一度も指導において暴力が振るわれたことはありませんでした。ただ、私自身も教員の時、竹刀を持ってレスリング部の指導をしていたのは事実ですし、今思えば反省すべき恥ずかしい指導法ですね。

 

 ――現在、馳議員は専修大レスリング部の監督を務めている

 

 馳:暴力を使ったことはありませんね。(意識が変わったきっかけは)新日本プロレスの道場でコーチしてた時じゃないですか。暴力が意味のないことが分かりました。

 

 ――トップが交代すればニッポン柔道は復活できると思うか

 

 馳:できます。嘉納治五郎先生(講道館創始者)の教えは4つ(「形」「乱取り」「講義」「問答」)あった。忘れられてるのは「問答」(師匠と弟子が話し合うこと)じゃないのかなと思いますね。武道が中学校の正課になった。今回の事案を深刻に受け止めて、指導者が指導のあり方を問いただす必要があると思います。

 

 ☆はせ・ひろし 1961年5月5日生まれ。富山県出身。専修大学卒業後、母校星稜高で国語科教員として教鞭をとる。84年レスリング代表としてロサンゼルス五輪に出場。翌年プロレス転向。新日本プロレスではコーチを務める一方、IWGPタッグ王座などを奪取した。95年、石川県選挙区から参議院選に出馬し初当選。後に自民党入党。第3次小泉内閣では文部科学副大臣を務める。2006年にプロレスラーを引退。現在は党国対副委員長。

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