平昌五輪スノーボード女子ビッグエア4位の岩渕麗楽(16=キララクエスト)が20日、都内で行われた「ジャパンアクションスポーツアワーズ2018」の授賞式に出席した。

 スノーボーダー・オブ・ザ・イヤーの女性部門に選ばれた岩渕は、黒の上着にグレーのキュロット、白のヒールと春らしい衣装で登場。会場の視線を集め「あんまり洋服のセンスはないので選んでもらいました。こういう格好はちょっと照れますね」とはにかんだ。

 五輪は表彰台まであと一歩だったが、果敢に大技にチャレンジする度胸も光った。この日も大人顔負けのスピーチを披露し「(事前に)考えたんですけど、思いつかないからその時でいいやと思いました」とケロリと話した。

 次の目標は5月のXゲーム(ノルウェー)での金メダル獲得だ。1月のXゲーム(米国)では、初参戦ながらビッグエアで2位に入った。「今度は金メダルを取りたいと思っている。しっかり合わせていきたい」

 一方、男性部門は平昌五輪スノーボード男子ハーフパイプ2大会連続銀メダルの平野歩夢(19=木下グループ)が選ばれた。受賞式は欠席したものの、ビデオメッセージを寄せ「2017年シーズンは、いろんな意味で充実できた年だった。また新たな目標だったり、生活が始まる。いろんなことにチャレンジできればと思っている」と決意を新たにした。