バドミントン男子で日本代表に2年ぶりに復帰した桃田賢斗(23=NTT東日本)が新たな刺激を受けている。

 ドイツ・オープンから13日、成田空港に帰国した。同大会では準々決勝で敗れた。1月に捻挫した左足首の状態を差し引いても「戦術、駆け引き、そういうところの戦い方が相手のほうが上手だった」と世界の成長を実感し、課題の早期克服を誓った。

 一方、代表に復帰して体調管理には今まで以上に気を配っている。バドミントンは女子も含め、自炊が習慣化。桃田も遠征に炊飯器や電気調理器を持ち込み、自ら包丁を握っている。今回の遠征でも朝食を除き、1日2食を同部屋の選手とつくった。

 かつてのやんちゃなイメージとはかけ離れた姿だが「みんな、スーパー行って野菜買ってきて、みたいなのをしていたので自分も見習っていきたい。(他の)男子選手も結構つくっていた」。料理の腕も急速にレベルアップしそうだ。