【ジャンプ女子W杯】女子にも「ジャンプ週間」開催プラン浮上

2018年03月05日 11時30分

ルンビ(ロイター)

【ルーマニア・ルシュノブ4日発】ノルディックスキー・ジャンプ女子のW杯個人第12戦(HS97メートル)で、平昌五輪金メダリストのマーレン・ルンビ(23=ノルウェー)が100メートル、97メートルの合計257・8点で今季8勝目を挙げ、初の個人総合優勝を決めた。

 前日の第11戦で2位だったルンビは「昨日よりいいジャンプができた。とてもいい気分です」と会心の笑み。「来週のW杯はラージヒルで、ノルウェーでの戦いなので楽しみです」と母国凱旋を心待ちにした。

 ルンビの活躍で女子ジャンプにも「ジャンプ週間」の開催が浮上している。ジャンプ週間は年末年始に8日間の日程でドイツとオーストリアで集中的に開催される計4大会のこと。W杯を兼ねるだけではなく、ジャンプ週間の総合王者を決める伝統のイベントだ。

 これまで男子のみの開催だったが「女子でもという話が上がっている。場所はノルウェーが有力で、今季リレハンメルの開幕戦でW杯3連戦をやったのも、その一環とされている」(全日本スキー連盟関係者)。

 背景には世界的な女子ジャンプ熱の高まりがある。欧州のスポーツ専門放送局「ユーロスポーツ」では、視聴率でコンバインド(複合)をしのぐ勢いを見せており、魅力的なコンテンツに成長した。国際オリンピック委員会(IOC)は近年、競技の男女平等化を推進。国際スキー連盟もその方針に追従し、女子の団体戦を今季初開催するなど改革に乗り出した。

 女子版ジャンプ週間の開催はノルウェーでの機運を高めるため「ルンビの活躍次第」(別の関係者)といわれていた。ルンビの総合V達成で実現が本格的に検討されることになりそうだ。