東京五輪に向けて新星誕生 14歳の森秋彩がスポーツクライミング・リード日本選手初V

2018年03月04日 18時57分

左から野口啓代、森秋彩、伊藤ふたば

 スポーツクライミング・リード日本選手権(4日、埼玉・加須市民体育館)女子決勝で、14歳の森秋彩(もり・あい=茨城県連盟)が初優勝した。

 2020年東京五輪に向け、新星が誕生した。森は女子で唯一の完登を果たし、第一人者の女王・野口啓代(28=同)の3連覇を阻止した。「優勝できてうれしい。東京五輪とかあるので、3種目しっかり取り組んでいきたい」と2年半後をしっかりと見据えた。

 ボルダリングに比べ、リードは「もともとそんなに楽しめなかった」と大好きな種目ではないという。優勝のご褒美を問われると「外岩に行ったりとかボルダリングとか、楽しむクライミングがしたい」と答えた。

 そんな森にとって、原動力になったのは昨年の3位敗戦だった。持久力中心だったリードの練習にボルダリングのメニューを取り入れ、力強さや瞬発力を強化。「去年、すごい悔しい思いをした。ボルダリングも一緒にやって、リードの途中でボルダリングの要素が出てきた時に対応できるようにトレーニングした」と一年間の努力を実らせた。