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集団告発を指揮したのは非主流派の大物


辞任した園田隆二氏

 ロンドン五輪代表選手を含む15人から暴力とパワーハラスメントで告発された柔道女子監督の園田隆二氏(39)が1日、都内で進退伺を提出し、受理された。1月30日の全日本柔道連盟による留任決定が世論の厳しい批判にさらされ、辞任へと発展したパワハラ騒動。柔道界はこれで一区切りにしたい意向だが、問題の“禍根”は残ったまま。舞台裏で飛び交う不穏な情報を追った。

 園田監督は1日午後、講道館を訪れA4用紙1枚にしたためた進退伺を提出した。斉藤仁強化委員長(52)が不在だったため、村上清事務局長(62)に一時的に渡し、約2時間後、講道館に来た斉藤委員長が受理した。

 園田監督は、辞表ではなく進退伺という形にしたことについて「後任につなげるためのケジメ」と説明。昨年9月に発覚した選手1人以外の選手から、どんな声があったかを知ることで「自分にどうしてほしかったのかを知り、そこをどう改善できたのかを知ることで、後任につなげることが最後の仕事だと思っている」と話した。

 柔道界は昨年9月から続いた暴力問題が園田氏の辞任で、一つの区切りとしたい意向。ただ、今後、二度と体罰が行われないという保証はどこにもなく「まさにトカゲのしっぽ切り」(元日本王者)の状況と言える。実際に、水面下では不穏な情報が乱れ飛ぶ。

 ロンドン五輪代表を含む15人もの日本のトップ選手が一致団結し、園田監督ら女子柔道首脳陣の闇を告発した。ただ、柔道の師弟関係は相撲部屋ばりに強固で、選手は指導者に対して逆らえない。そんな弱い立場の選手がどうやって“パワハラ指導者”を辞任に追い込むことができたのか。「選手たちを束ねて動いた人がいる。選手だけじゃ、こんなことはできない」(全柔連関係者)。ある大物柔道関係者が指揮していたのだという。

 もちろん、暴力行為、パワハラは絶対に許されない行為だ。その関係者は選手らが“圧政”に苦しむ姿を見るに見かねて、手を差し伸べただけだろう。

 しかも、複数の金メダルを確実視されながら、ロンドン五輪ではわずかに金メダル1個に終わった。それでも、園田氏は留任し、強化委員長を務めた吉村和郎氏(61)は、責任を取り進退伺を提出すると明言したにもかかわらず、強化担当理事へ格上げ人事が行われ、周囲を仰天させた。体罰問題を表ざたにしないうえに、惨敗の反省さえもない。そんな全柔連の体質に疑問を感じた関係者がすべてのうみを出すために大勝負に出た…というわけだ。

 これは本来、称賛されるべき行動なのだが、ここに柔道界の複雑な事情が絡んでくる。柔道界にはかねて派閥争いがあるとされる。その大物関係者は“非主流派”と見られており、“主流派”からすれば面白いわけがない。

 このため、さらなる禍根が生まれ、内部抗争はやむ気配がないという。

 一方で「もし、ロンドン五輪後の人事で、園田氏ら旧指導陣から新たな体制に変えていたら、ここまでの騒動には発展しなかった」(別の全柔連関係者)との声もある。“非主流派”に配慮した人事刷新を行い、水面下で体罰問題を“処理”しておけば、関係者はJOCを巻き込み日本中が注目する大騒動にはしなかった…という見方もあるから複雑だ。

 全柔連の上村春樹会長(61)もJOCの選手強化本部長を辞任。今後、選手らの聞き取り調査は継続され、体罰の再発防止にスポーツ界が動きだしているが…。

 柔道界の根深い禍根は残ったままだ。

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