【体操】杉原愛子 東京五輪へ金の精神注入

2018年03月01日 16時30分

練習を公開した杉原

 体操女子の2016年リオデジャネイロ五輪代表の杉原愛子(18=朝日生命)が28日、都内で練習を公開。段違い平行棒を中心に2時間汗を流した。大目標の20年東京五輪に向けて、金メダリストのメンタリティーを叩き込まれている。

 体調が万全でなかった昨年の世界選手権では個人総合予選を9位で突破。その際、コーチを務める04年アテネ五輪団体総合金メダルの塚原直也氏(40)は決勝の各種目で技を1つずつ加えさせ、見事6位入賞へと導いた。それだけでも大きな功績だが、直也氏の視線はさらに上にある。

 直也氏の母でクラブ女子監督を務める塚原千恵子氏(70=日本体操協会女子強化本部長)は、直也氏の指導を「“金メダルを目指さないといけない”精神を注入している」と表現。直也氏は普段の練習ですら塚原監督のアドバイスを制するほど厳しく接している。単にメダルを獲得するという目標ではなく、金メダルを狙う意欲を持たないと結果は出ないことを知っているからだ。

 平昌五輪も終わり、東京五輪の機運は高まる。それでも杉原は「先を見ていると足をすくわれる」。まずは個人総合で争うワールドカップ東京大会(4月14日、東京体育館)に集中。レベルアップした演技で好発進したいところだ。