キック界の神童”那須川天心(19)が24日、心配されていたケガの状態を報告した。練習仲間の高橋誠の応援でDEEP有明大会を訪れた那須川は12日の「KNOCK OUT」大田区総合体育館大会でのスアキム・シットソートテーウ(22=タイ)戦で負傷した左足について「中指が折れていました。病院で診察して全治6週間と言われました」と説明した。

 日常生活には支障がないとのことで「久しぶりに試合間隔が空いたので。体幹やフィジカルの強化をしていきたいです」とあくまで前を向いた。声援を送った高橋も石橋幸太に判定2―1で勝利。神童は「ボクも負けていられない」と改めて闘志を燃やしていた。