スピードスケート女子団体追い抜き(チームパシュート)で優勝した日本の高木美帆(23=日体大助手)ら4人が22日、平昌五輪スタジアム近くの広場で行われた式典で金メダルを授与された。

 高木美と高木菜那(25=日本電産サンキョー)、佐藤綾乃(21=高崎健康福祉大)、菊池彩花(30=富士急)は手をつないで表彰台に上がった。悲願の金メダルを首にかけたエースの高木美は「たくさんの時間をみんなで練習し、やっとここにたどり着けた。チームジャパンを誇りに思う気持ちでいっぱい」と胸を張った。

 日本選手団今大会3個目の金メダルには、世間の関心も高かった。中継した番組の平均視聴率(日本テレビ、21日夜)は関東地区で23・3%、関西地区で23・8%。瞬間最高視聴率は関東地区が40・2%(関西地区40・9%)で、金メダルが確定した後、選手たちが観客に向かって手を振る場面だった。高木美らの出身地のある札幌地区では平均28・6%、瞬間最高49・5%と驚異的な数字となった。
 (視聴率はビデオリサーチ調べ)