【韓国・平昌14日発】平昌五輪フィギュアスケートペアショートプログラム(SP)、須崎海羽(18)、木原龍一(25)組(木下グループ)は21位となり、上位16ペアが臨むフリー進出を逃した。

 第1グループの3番滑走で登場。前日の公式練習で木原が右手親指付近を痛めたアクシデントがあったが、ノビノビと演技。冒頭の3回転ルッツを決めると、大きなミスなくまとめ、団体SPで出した自己ベストを上回る57・74をマークした。演技後、木原は「ベストの記録を更新できたのはうれしかった」と話し、須崎は「自分たちがやってきたことを団体戦に続き、出せたので良かった。世界の(トップ)選手に追いつくためには技術点も演技点も足りない。もっともっと上げていきたい」と意欲を燃やした。