モーグル原大智の銅獲得が思わぬ波紋“もう一人の原大智”に取材殺到

2018年02月14日 16時30分

戸惑いながらも取材に応じる原

 フリースタイルスキー男子モーグルで銅メダルを獲得した原大智(20=日大)の活躍が思わぬところに波及した。

 原は13日、韓国・平昌でメダリスト会見に臨んだ。快挙を果たした心境を率直に語った上で、周囲の反応について「普段しゃべったこともない人からもSNSでお祝いのメッセージをもらったので…」と反響の大きさに驚いていたが、もう一人の“原大智”にも多くの報道陣が殺到した。

 それがサッカーJ1のFC東京に今季入団したFW原大智(18)だ。この日、FC東京は東京・渋谷区の明治神宮で必勝祈願。原フィーバーで“じゃないほう”にも注目が集まり、報道陣が集結。例年テレビ局で取材に訪れるのはローカル局のTOKYO MXテレビくらいだが、民放キー局が駆けつける盛況ぶりだ。

 まだ無名のルーキーはテレビカメラに囲まれ、戸惑いながらも同姓同名選手の躍進について「親近感があるし、とてもうれしい」。モーグルの原は「だいち」と読むのに対し、サッカーの原は「たいち」となるが「LINEで『おめでとう』というメッセージはいっぱいきた」と、友人からのイジりに“原フィーバー”を実感している。

 一方で、サッカー界の原もタダ者ではない。1月にはU―19日本代表にも選出。身長は公称187センチだが、現在は190センチに到達した期待の大型ストライカー。2020年東京五輪世代とあって「自分も五輪でメダルを取りたいと思った」と、森保ジャパン入りを虎視眈々と狙う。

 予想外な形で脚光を浴びた原だが、今度は名前ではなく、実力で“原フィーバー”を巻き起こすつもりだ。