王さんら「昭和の大横綱」に別れ

2013年01月31日 10時59分

朝青龍も通夜に参列

 19日に心室頻拍で死去した元横綱大鵬の納谷幸喜さん(享年72)の通夜が30日夜、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれた。

 日本相撲協会からは北の湖理事長(59=元横綱)をはじめ、前理事長の武蔵川親方(65=元横綱三重ノ海)、横綱日馬富士(28=伊勢ヶ浜)、同じ二所ノ関一門の大関稀勢の里(26=鳴戸)ら。角界外からは現役時代から親交があった王貞治氏(72=福岡ソフトバンクホークス会長)ら多くの著名人が参列。歴代最多の32回優勝を誇り「昭和の大横綱」と呼ばれた故人を偲んだ。祭壇には納谷氏の相撲博物館館長時代の写真が遺影として飾られた。

 法名は納谷氏が現役時代から好んで書いた文字「忍」と才能ではなく努力で強くなったとの意味を表す「練成」、大鵬の「鵬」が使われ「大道院殿忍受錬成日鵬大居士」とされた。「大動院」「院殿」は高い位の人物を表し、横綱として最高の成績を残した故人にふさわしい戒名となった。

 葬儀・告別式は31日午前10時から同所で行われ、その後に棺を載せた霊柩車が東京・両国国技館に立ち寄り、土俵に最後の別れを告げる。