【韓国・江陵12日発】スノーボード女子ハーフパイプ予選が行われ、松本遥奈(24=クルーズ)が84・25点で3位、冨田せな(18=新潟・開志国際高)が66・75点で7位となり、上位12人で争う決勝進出を果たした。決勝は13日に行われる。

 昨年の世界選手権で日本勢10年ぶりの表彰台となる2位に輝いた松本は、1回目に横2回転半のフロントサイド900など大技を決めて80・75点。2回目も横2回転半、2回転などミスなく決めて得点を伸ばした。

 冨田は1回目にそれほど大技を入れない構成で臨んで59・50点の9位となったが、2回目はいきなりフロントサイド900を成功。その後バランスを崩したものの、最後までこらえて得点を伸ばし、予選を通過した。

 今井胡桃(18=バートン)は1回目で54・75点を出して予選通過圏内の11位だったが、2回目で伸ばせずに15位。大江光(22=バートン)は1回目で転倒、2回目は高さのあるエアで勝負に出たが、着地でややミスが出て51・00点と伸びず、17位でともに予選敗退となった。