韓国上陸 北朝鮮美女軍団になるには“米4トン分”の賄賂が必要だった!?

2018年02月10日 16時30分

開会式に出席した北朝鮮美女

【韓国・平昌9日発】何かとハプニング続きの平昌五輪が開幕。開会式では韓国と北朝鮮が「統一旗」を掲げた「コリア」として合同で入場行進した。アイスホッケー女子では五輪史上初めて南北合同チームが結成されるなか、競技以外で話題を独占するのが北朝鮮の美女応援団だ。かつては応援団メンバーのファンクラブができたほどで、今回も韓国男性の熱視線を集めている。一方で美女応援団に入るためには、巨額賄賂など一家の運命をかける必要があるという。韓国が振り回されっぱなしの北朝鮮美女応援団の実情は…。

 6日に「万景峰92」で入国した「三池淵管弦楽団」に続き、7日には美女応援団が韓国入りした。この日の開会式にも揃いの赤いコートに身を包んで出席。整った容姿で笑顔を振りまく女性たちに現地では早速「美女中の美女!」と反応。韓国男性の心をつかんだ。

 2002年釜山アジア大会で初めてお目見えして以来、これで4度目の韓国上陸となる。平昌の地元紙・江原道民日報によると、「ブクニョ(北女)シンドローム」という言葉ができたほどの大ブームになった。釜山アジア大会で応援団長格だったイ・ユギョンや最年少チェ・ボンイ、美貌の持ち主ファン・ユンミら、個人を対象にしたファンクラブが韓国のネット上でつくられたほどだという。今回も「スター美女」が誕生することが予測されている。

 一方、応援団に選抜されるためには、美女たちも相当な苦労を強いられるようだ。東亜日報電子版によると、2000年代に北朝鮮女子学生の間で韓国ドラマがブームになり「どうにかして美女軍団に入り、韓国に行きたい」「行かせたい」と熱望する女性や親が出現。結婚にも有利に働くという見方も作用した。

 14年仁川アジア大会の前には親子が力を合わせて賄賂攻勢。その相場は1000~3000ドル(約11万~33万円)。当時は3000ドルあれば、なんと米4トンを買えるほどだという。食糧難の北朝鮮でも、米4トンより美女軍団入りを望んだというのだからその価値がわかる。

 ただ、仁川アジア大会では応援団派遣が直前で取りやめに。夢破れた女子学生の泣き声がこだましたとか…。今回の北朝鮮応援団の中でも、容姿が見劣りする女性は高級官僚や富豪の娘…と韓国国内でももっぱらだ。

 美女を見たい韓国男性と、注目されたい北朝鮮美女。報道が過熱するのも致し方ない。美女応援団が高速道路でトイレ休憩をした際、通信社の聯合ニュースなどが美女たちが女子トイレに入り、化粧直しをする姿までも撮影し報道した。さすがに「北朝鮮応援団は人権もないのか!」と韓国国内で批判が殺到。韓国「Oh my news」によれば、聯合ニュースは撮影者が女性だったことを明かしつつ「トイレで応援団の姿を携帯電話のカメラに収めている市民がいたため『市民スケッチを』という考えにとらわれ、判断を誤ったようだ」とし、いくつかの写真を削除したという。

 すったもんだを繰り返しながらも、韓国初の冬季五輪でこれまで以上に国民、世界から注目を集める北朝鮮美女応援団。まだまだ振り回されることになりそうだ。