スピードスケート女子500メートルで24連勝中の小平奈緒(31=相沢病院)が5日、試合会場の江陵オーバルのリンクで初練習を行った。

 1年前に同じ江陵オーバルで行われた世界距離別選手権では、37秒13の日本記録(当時)をマークし優勝(1000メートルは2位)。初練習を終えると「氷がしっかりしていてコントロールしやすいと感じた」と好感触を口にした。

 500メートルでは昨季に続き、今季も圧倒的な強さを見せており、昨年12月には1000メートルの世界記録を更新。「どのリンクでも昨季より少しずつ速いタイムが出ているので、今回も昨年を上回るレースができるんじゃないかと思っています」。冬季五輪では日本人初となる個人種目での2冠が期待される。