平昌五輪に出場する日本選手団の本隊132人(関係者を含む)が4日午後、韓国の襄陽(ヤンヤン)国際空港に到着した。

 主将として3度目の五輪に挑むスピードスケートの小平奈緒(31=相沢病院)は「五輪は選手をドキドキ、ワクワクさせてくれる大会なので、今まで以上にその瞬間を味わいたい」。今大会では女子500メートル、1000メートルの2冠に期待がかかる。

 韓国メディアから500メートルで五輪2連覇中の李相花(28=韓国)について問われると「すごくいい選手なので、勝つというよりも、すごく熱い戦いをしたい」と冷静に話した。

 フィギュアスケートの坂本花織(17=シスメックス)は初の五輪出場。直前の四大陸選手権を制し「勢いがさらに増した。このまま行こうと思う」。団体のメンバー構成は直前まで発表されないが、11日のショートプログラム(SP)、12日のフリーのいずれかに出場する見通し。「団体は国体ぐらいしか経験がないので、足を引っ張らないように精一杯戦いたい」と意気込んだ。