卓球の全日本選手権6日目(20日、東京体育館)、女子シングルス準々決勝で前回優勝の平野美宇(17=エリートアカデミー)は松沢茉里奈(25=十六銀行)に4―3で競り勝ちベスト4に進出した。

 ゲームカウント2―3に追い詰められた平野は第6ゲームを11―9で取り返し、続く最終ゲームを11―8で制して準決勝へと駒を進めた。

 接戦をものにした平野は「第5ゲームが終わって勝つしかないと吹っ切れた」と安堵。翌日の準決勝を前に「きょうはもう試合がない。時間を有効に使ってあすに備える。まずは準決勝で勝って連覇したい」とV2を期した。