スピードスケートの平昌五輪日本代表壮行タイムトライアルが19日、エムウェーブ(長野)で行われ、女子3000メートルに出場した高木美帆(23=日体大)は6選手中トップの4分10秒50で順調な調整ぶりをアピールした。

 昨年末の代表選考会に比べるとタイムは4秒近く遅かったが、高木にとっては「宮崎合宿で陸上トレーニングをして、氷上に戻って1週間。いい方向に向かっている」と手応えを感じる滑りだった。

 この日は五輪を想定し、競技開始が午後8時だったが、夜のレースにも「苦手という感じはなかった。いい経験ができた」。本番で日中をどう過ごすかなどはこれから詰めていくという。