立ち技格闘技イベントを主催する「K―1 JAPAN GROUP」が14日、都内のホテルで年間表彰式「K―1 AWARDS 2017」を開催した。

 同イベントは新生K―1として初の表彰式で、昨年行われた同グループの全大会の出場選手を対象に選考が行われた。名誉ある初代最優秀選手賞(MVP)に輝いたのはK―1 WORLD GPスーパーバンタム級王者の武居由樹(21)だ。

 武居に初代MVPの座を譲った初代スーパーバンタム級王者でエースの武尊(26)は「悔しい。来年はMVPを取りたい」と苦笑い。それでも4月22日代々木のビクトー・サラビア(24)戦で年間最高試合賞を受賞し「最高の試合をして夢とか希望を与えたいと思っているので、こういう賞をもらえてうれしい」と笑顔を見せた。宮田プロデューサーは「いずれは東スポさんのプロレス大賞のように、ファンが『今年は誰なんだろう?』とワクワクするようなイベントにしていきたい」と地球儀を回しながら話した。