ノルディックスキー・ジャンプ女子のW杯札幌大会2連戦(13~14日)の公式練習と予選が12日、宮の森ジャンプ競技場(HS100メートル、K点90メートル)で行われた。

 W杯歴代単独最多となる通算54勝を狙う高梨沙羅(21=クラレ)は予選で95メートルを飛びトップ。大記録へ王手をかけた。今季好調のカタリナ・アルトハウス(21=ドイツ)が93メートルで2位、マーレン・ルンビ(23=ノルウェー)が94メートルで3位だった。

 岩渕香里(24=北野建設)は93・5メートルで5位、伊藤有希(23=土屋ホーム)は83メートルで6位、勢藤優花(20=北海道ハイテクAC)は85・5メートルで13位だった。

 高梨は公式練習1本目でも最長不倒の98メートルをマークし、復調をアピールしている。