東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ(30日、横浜文化体育館)で、ロンドン五輪銅メダリストで王者の清水聡(31=大橋)がエドワード・マンシト(25=フィリピン)を7回、TKOで下して初防衛に成功した。

 開始早々にカウンターからの右でダウンを奪った王者は、5回も右で2度のダウンを奪う。7回にもダウンを奪い、さらにメッタ打ちにしたところで、レフェリーがたまらず試合を止めた。

 TKOでV1成功となったものの、なかなか仕留め切れなかった展開に「変な試合してすみません。プロになってから本調子になれなくて、伸び悩んでます」と不満顔。「来年は五輪の時みたいに調子よくします」と2018年の飛躍を誓った。