高木美帆 得意の1500メートルで小平奈緒を圧倒

2017年12月29日 17時12分

 スピードスケートの平昌五輪代表選考会3日目(29日、長野・エムウエーブ)、女子1500メートルが行われ、すでに代表に内定している高木美帆(23=日体大助手)が国内記録を更新する1分54秒82で優勝した。500メートル、1000メートルを制した小平奈緒(31=相沢病院)は1分56秒60で2位だった。

「負けるイメージは全然なかった」。前日の1000メートルとは一転、高木が得意種目で小平を圧倒した。8年前のバンクーバー五輪代表選考会では15歳にして優勝。「(当時の)記憶はあいまい。今日はつかみにいって取れたので感覚が違う」。ソチ五輪での代表落ちなど、さまざまな経験を経て進化した姿を見せつけた。

 それでも、この日の滑りには決して満足していない。「頭が真っ白で、いい滑りをしたというより、気持ちで滑ったなという感じ」。内定を得た状態で迎えても、選考会は「緊張するんだなと改めて思った」と振り返った。

 今季のW杯ではこの種目で4戦4勝。五輪でも当然、本命と見られているが「確実に(金メダルが)取れるとは感じていない。確実にするために何が必要か突き詰めていきたい」。さらに成長した姿で平昌のリンクに立つ。