高梨沙羅 女子初の団体戦Vに「純粋に楽しんで飛べた」

2017年12月19日 20時12分

「SNOW JAPAN」Tシャツに記された自身の名前を指差した高梨沙羅

 ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(21=クラレ)が19日、欧州でのW杯を終えて羽田空港に帰国した。

 個人戦ではまだ優勝はないものの、明るい材料は団体戦。16日に初めて女子のみで開催された歴史的一戦を伊藤有希(23=土屋ホーム)らと制し、会場に君が代を響かせた。「個人戦より、はるかに団体戦で優勝できたほうがうれしかった。みんなで力を合わせて勝ち取ることができた優勝。自信にもつながりましたし、純粋に楽しんで飛べた。個人戦につながる団体戦だった」と胸を張った。

 また、この日は全日本スキー連盟(SAJ)が一丸ムードを高めようと発売した「SNOW JAPAN」Tシャツを着込んだ。売り上げの一部は強化費に充てられる。背には強化指定選手の名前が書かれ、もちろん、高梨の名前もある。こうした試みは初めてで「私たちが活動するための大きな助けになってくれると思うので、自分たちもいいパフォーマンスができるように頑張っていきたい」と明るい表情を見せた。

 課題を見つめつつも、落ち込んでいる様子は見られない。今年の漢字には「改」を選び「ずっとこの4年間、平昌五輪を目指してやってきたんですけれども、その中で改めて感じたことだったり、痛感させられたことが多かった」と説明した。

 平昌五輪がゴールとすれば、まだ序盤の戦い。外国勢にやられっ放しの状況も、このままでは終われない。