フリースタイルスキー・モーグル日本代表が13日、中国・太舞で行われるW杯(21、22日)に向け、羽田空港を出発した。

 世界選手権2冠で、開幕戦8位の堀島行真(20=中京大)は国立スポーツ科学センター(JISS)で滑りの姿勢を確認し「そこに関してはあんまり悪いところが出なかった。この調子で体をつくっていって調整したい」と意気込んだ。

 11日に帰国したばかりで、日本滞在は48時間ほど。「とにかく寝ました」と睡眠でリフレッシュした。中国は訪れたことがなく「その国の文化を知ったり、遠征を楽しみたい」と興味津々だ。

 一方で「食べ物があんまりおいしくなかったりとか、そういうイメージしか聞かないので、どんなもんかと見ていきたい。タフにはなるんじゃないかと思う」と過酷な環境も覚悟。中国では2022年に北京で冬季五輪が行われるが「今は平昌かなと思うので、北京のことは1ミリも頭になかった。ゆくゆくは考えていきたい」と平昌五輪に集中した。