【モーグル】W杯開幕戦8位を猛省 堀島行真に求められる精神面の強さ

2017年12月12日 16時30分

帰国した堀島行真

 フリースタイルスキー・モーグル男子の堀島行真(20=中京大)が平昌五輪金メダル獲得へ、勝負強さを身につける。

 11日、フィンランドでのW杯開幕戦を終えて成田空港に帰国した。世界選手権2冠の期待を背負いながら8位に終わり、6人で争う決勝2本目に進むことはできなかった。さらに予選は1本目が28位、2本目が1位と乱高下。別の意味で存在感を発揮してしまった。

 理由はメンタル面の不安定さにある。王者として迎えたW杯に「すごい攻めていこう」と勇んだものの、力が入り過ぎてオーバースピードによる減点となった。「予選1回であれば終わっていた」と猛省した。

 周囲を見れば、外国勢は順当な着順。遠藤尚(27=忍建設)も4位と奮闘した。「ここで成績をしっかり出してくるので本当にすごい。そういう力はボクに足りない部分。気合の入りだったり、決勝1本で決めたり、そういう力をつけていくべきと思っています」と課題を見つめた。

 城勇太コーチ(35)は「例年よりはだいぶ落ち着いてきた」と成長を認めながら「まだ波もある」。技術は一級品。しかし、大舞台ではいかにピークを合わせるかが勝敗を左右する。堀島にはバタつかない精神面の強さが求められている。

 一方、先輩の貫禄を見せた遠藤は“日の丸ウエア”で平昌五輪に挑むことを表明。「赤いジャケットに白いパンツ、日の丸カラーでいきたい」とアピールした。