日本代表放映権料ついに2億円超えへ

2013年01月27日 16時00分

 日本代表戦のテレビ放映権が大幅“値上げ”へ――。今季初戦のキリンチャレンジカップ・ラトビア戦(2月6日、ホームズ)に臨む日本代表は昨年、視聴率30%超えを連発。今後は放映権料の見直しは必至な状況で、1試合2億円超えもあるという。そんなザックジャパンの好景気をピッチ内外で支えるのは、やはりエースのMF本田圭佑(26=CSKAモスクワ)だった。

 

 親善試合のテレビ放映権は日本サッカー協会と代理店が包括契約しており、各テレビ局はJFAパッケージとして契約を結ぶ。1試合の金額も対戦相手に関係なく、事前にベースとなる権料(推定1億円)が決まっている。衛星放送(BS)の中継権の調整などで多少の金額変更がある程度だったが「今後は大幅値上げもあり得る」(民放局関係者)。

 

 これは日本代表戦が高視聴率を記録しているからだ。W杯アジア最終予選で30%超えの視聴率を連発し、親善試合でも昨年10月のフランス戦が21・3%、ブラジル戦は23・7%(いずれも関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

 

 そこで、協会と代理店側が強気な“商売”を検討しているという。親善試合の放映権で過去最高額とされるのは2006年ドイツW杯直前のマルタ戦で推定1億9000万円といわれる。「今は確実に20%を取れる番組はないので、日本代表戦はどの局も欲しい。放映権が高騰? その可能性はある」と別の民放局プロデューサーは話し、初の1試合2億円超えも見えてきた。

 

 日本代表戦が高視聴率を叩き出してきた要因については「岡田ジャパンと比べて、強いことは大きい。スター選手も多いし、香川(真司=23)はマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)だからね。でも、やっぱり本田への注目度は高いかな」(前出のプロデューサー)。

 

 日本代表では、かつてMF中田英寿氏(36)が出場するかしないかで、チケット売り上げやテレビ視聴率も大きく左右された。現在は本田がこの役割を担っているのだ。

 

 昨年5月の親善試合アゼルバイジャン戦前には、本田も「話す気分ではなかったけど『チケットが余っているから(協会から)話してくれ』と言われたので…」と発言。大きな“営業力”を持っているのは明らかで、日本代表はピッチ内外で本田頼みの状況だ。