バドミントンの全日本総合選手権3日目(30日、駒沢体育館)、男子シングルス2回戦で桃田賢斗(23=NTT東日本)は古財和輝(31=龍谷大職)を2―1で下し、ベスト8入りした。

 前日の初戦同様、立ち上がりはペースをつかめず第1ゲームを落としたが、第2ゲームは21―10、第3ゲームは21―9と圧倒し、逆転勝ちに成功した。「昨日の反省で最初から自分らしくと思っていたが、大事に行こうとしすぎた。3ゲーム目でやっと自分らしいプレーができたので、明日は1ゲーム目から出せるようペースを上げたい」と意気込んだ。

 桃田は違法賭博問題による無期限の競技会出場停止処分が5月に解除され、今大会で決勝に進出すれば日本代表復帰が決まる。