まじめ大関・鶴竜「内容めちゃくちゃ」

2012年04月30日 12時00分

 大相撲夏場所(5月6日初日)を前に横綱審議委員会による稽古総見が29日、両国国技館で行われた。新大関の鶴竜は横綱、大関陣を相手に3勝5敗と低調な内容。

「今日の内容? めちゃくちゃですよ。自分で悩んでいるところがありますね。気持ちの持っていき方で、自分の相撲が乱れている」と打ち明けた。

 その悩みとは、大関の地位ならではのものだった。申し合いは番付の低い力士から行い、横綱や大関が加わるのは稽古の終盤になってから。そこから逆算して遅めに四股やすり足などの準備運動を行うのが通例だ。ところが、生真面目な性格の鶴竜は、まだ十両が稽古していた午前9時前に登場。大関以上の申し合いまで1時間以上も待つハメになった。

「自分のタイミングで(申し合いに)入っていけない。今まで通りにやっていきたいけど…。待つ時間が長い。準備運動をして待っている間に体が冷えて気持ちも落ち着いてしまう。(準備運動を)遅めにするとかしないといけない」と違和感を口にした。本場所でも同じ問題に直面するだけに、一刻も早く慣れる必要がありそうだ。