スノーボードW杯ビッグエア開幕戦(イタリア)で女子7位だった鬼塚雅(19=星野リゾート)が13日、成田空港に帰国した。

 上位6人よる決勝に進むことができず「めっちゃ不完全燃焼です。私の知識不足、経験不足だった」。優勝を狙い、大技を磨いて決勝で出す予定だった。予選は「2つぐらい難易度を下げた技」で挑んだが、見込みが甘く、後から滑走した海外勢に技のレベルで抜かれてしまった。

 力負けではないが、痛いミスだ。平昌五輪ではスロープスタイルと合わせて2つのメダル獲得を目指している。25日の第2戦・北京大会に向け「次からはちゃんと攻めていこうと思います」とリベンジを誓った。

 一方、男子の国武大晃(15=STANCER)は初参戦で上位10人による決勝で8位に入った。五輪派遣基準を満たしたが「1位を狙っていたので、ちょっと悔しいです。ポイントも足りてないので、これからポイントもためて出られたらなと思います」と話した。