把瑠都 自業自得の“転落人生”

2013年01月20日 11時03分

【大相撲初場所(7日目・19日)】大関復帰を目指す関脇把瑠都は小結栃煌山を押し出し、7日目でなんとか4勝目を挙げた。

 この日は馬力を生かして前へ出る把瑠都らしさを見せたこともあり「一日一番だから。集中していきたい」と前を向いたが、残り8日間で6勝が必要だけに勝っても悲壮感が漂った。北の湖理事長(元横綱)は「ここから10勝挙げるのは大変厳しい」と上位陣との対戦となる後半を見越して話すなど、大関復帰は厳しい状況に追い込まれていることには変わりない。

 昨年の初場所は14勝1敗で初優勝。ただ秋場所で右足親指を剥離骨折し、途中休場すると、カド番で迎えた九州場所は左太もも裏の肉離れで再び休場に追い込まれ、大関から陥落。相次ぐ故障に泣かされたわけだが、角界関係者は「不運」とは捉えていない。

 ある幕内上位力士の師匠は「しっかり稽古をしていないから余計なけがをする。ちゃんと下半身を鍛えていれば、今ごろとっくに横綱になっている」と指摘。把瑠都は稽古量が少ないことで知られていたが、大関復帰が絶望視される中、改めて問題が浮き彫りとなった。

 1年前の優勝時には白鵬から「次の横綱は把瑠都」とまで言われたが「身から出たサビ」というしかないようだ。