日本一強いニューハーフを決める格闘技大会「天下魔一(テンカマイチ)武道会」が先日、東京・歌舞伎町で開催された。

 会場には“ビッグダディ”こと林下清志さん(52)の姿も。「嫁の排卵日より、こちらを優先しました」とあいさつして観客を沸かせた。

 主催者兼出場者のライチ(25)は「ツイッターで著名人にも参戦をお願いしたら来てくださった。(トランスジェンダーの世田谷区議)上川あやさんからは『格闘は怖いから行けません。ごめんなさい』と丁寧にお返事をいただいた」と話す。

 安倍晋三首相(63)やトランプ米大統領(71)にもオファーをかけたが、さすがになしのつぶて。ビッグダディが駆け付けてくれたことで注目度も上がった。

 トーナメントの1回戦は、新宿二丁目のママ兼柔道の達人アヤ(60)とライチが激突。60歳という年齢に負けずに戦ったアヤだが、両者負傷TKO。同じく1回戦を勝ち上がったコユキ(27)が決勝戦を不戦勝して自動的に「初代ニューハーフ最強」の称号に輝いた。次回は来年6月、関西で予定している。