フリースタイルスキー世界選手権ハーフパイプ女子金メダルの小野塚彩那(29=石打丸山ク)が6日、ニュージーランド合宿へ出発。初のハワイトレで再起のきっかけをつかんだことを明かした。

 9月のW杯開幕戦で8位に終わると、10日間のハワイ合宿を敢行。山登りや海で泳ぐのはもちろん、海上や砂浜も活用し、修正を図った。「オフというよりキャンプ。小さいバランスボードを使って海でできるトレーニングとか体幹系が多かった」とバカンスを楽しむ観光客を尻目に黙々と汗を流した。

 平昌五輪シーズンとあって「オーバートレーニング気味だった」状態も見直すことができ、精神面もリフレッシュするなど成果は上々。先週には五輪3連覇の柔道家・野村忠宏氏(42)との会食で“金言”も授かり、気持ちを新たにした。