【新体操 世界クラブ選手権】日本のエース・皆川夏穂の課題とは

2017年09月27日 16時30分

皆川夏穂とディナ・アベリナ(手前)

 新体操の世界選手権(イタリア)種目別フープで、日本勢の個人では42年ぶりの表彰台となる銅メダルを獲得した皆川夏穂(20=イオン)の次なる課題とは――。

 皆川は26日、都内で行われたイオンカップ世界クラブ選手権(28日~10月1日、東京体育館)の記者会見に出席。「久しぶりの日本での試合で楽しみ。1年間練習したことをそのまま出す」とホームでの活躍を誓った。

 最大目標は2020年東京五輪でのメダル取り。世界選手権では個人総合でも5位入賞と好成績を残した日本のエースには、何が必要なのか。

 日本体操協会の山崎浩子強化本部長(57)は「それまでは種目間のバラつきがあった」と世界選手権前の成績を指摘したうえで「安定感が足りない」。技術面でも「回転力をもう少し上げてほしい。身体難度にも課題が残る」とぴしゃり。さらには「上位の選手はできている」と精神面での成長も求めて、世界トップに割って入るために必要な条件を列挙した。

 厳しい指摘の数々はもちろん、皆川のメダル取りが可能と考えているからだ。山崎強化本部長は「エレガントさで言えば世界一。新体操はすてきだと感じさせてくれる」とその素材を高く評価。皆川ならやれる…と信じるからこそだ。

 皆川も「上にいくには安定感が必要」と課題を自覚している。3年後の大舞台を見据えて今大会からさらなるレベルアップに挑む。