4年ぶりに米総合格闘技「UFC」に参戦する岡見勇信(36)らが20日、都内で行われた「UFCアルティメット・メディア・デー」に参加し、取材に応じた。

「UFCファイトナイト」(23日、さいたまスーパーアリーナ)で、2013年9月、ホナウド・ジャカレイ(37=ブラジル)に敗れて以来約4年ぶりのオクタゴン参戦となる岡見。メーンでオヴィンス・サン・プルー(34=米国)と対戦予定だったマウリシオ・ショーグン(35=ブラジル)が負傷欠場となったため、急きょ代役での出場となった。

 UFCから出場の相談を打診されたのが今月15日。しかも現在、ウエルター級を主戦場にしている岡見にとってライトヘビー級のオヴィンス・サン・プルーは2階級上の選手になる。圧倒的に不利な条件ながら「オファーを受けて15分くらい考えて、出場することにした」と即決。16日には正式に出場が決定したという。

 岡見は「4年間ずっと、UFCに上がりたいという気持ちがあった。このチャンスを逃したら一生後悔すると思った」ときっぱり。「年齢的なことはあるけど、このチャンスをつかんでUFCに再チャレンジしてトップを取りたい」と闘志を燃やした。

 また、UFC初出場となる女子プロレスラーの近藤朱里(28)は韓国のジョン・チャンミ(20)と対戦する。試合を目前に「もうちょっとなのでワクワクドキドキ。もう、やるしかない!」と笑顔を見せた。