ラブホ宿泊必至の平昌冬季五輪

2013年01月16日 16時00分

 2018年に韓国で開催される平昌(ピョンチャン)冬季五輪に、早くもさまざまな懸念材料が持ち上がっている。


「まずは競技会場です。新たに建設しなければならない会場は6つあるんですが、建設地域の市が、多額のコストと環境保全を理由に反対しているんですよ。これに五輪組織委員会は頭を抱えています」とは事情通。


 韓国は平昌に五輪を招致する際、市内から移動30分圏内に競技場すべてを集中させると国際オリンピック委員会に約束している。守らなければ国際的な非難を浴びること必至だが、あと5年ある。ギリギリでこの問題はクリアできるかもしれない。


 それよりも危惧されているのは宿泊施設の少なさだ。平昌に行ったことがある冬季競技関係者がこう話す。


「普通のホテルも少ないし、そこは関係者で埋まってしまう。大変なのは報道機関ですよ。世界各国から大勢来るので、ラブホテルに宿泊しなければならない社が必ず出てくると思います」


 報道陣がこの状況ならば五輪観光客の宿泊先さえおぼつかない。バンクーバーやソチといった世界的なリゾート地と異なり、平昌は知名度が低い。仮にホテルを乱立させても五輪後の収益が見込めず、建設が進まないという。


 実は昨年10月にも似たような事例があった。韓国の木浦(モッポ)で行われたF1グランプリで、やはりホテルが少なく、ラブホ宿泊したF1ドライバーやチーム関係者が続出。イギリスの高級紙「タイムズ」から「F1開催地としてふさわしくない!」と酷評されるほどだった。


 その“前科”があるだけに、前出の関係者は「韓国政府はまず競技会場を優先させるでしょうから、ホテルなんて後手後手でしょう。どうなることやら…」とため息をつくが…。