アニキが厳命!新井兄弟「2人Vパレード」

2013年01月16日 16時00分

 阪神の新井貴浩(35)、良太(29)の兄弟に仰天指令が突きつけられていた。その中身は兄弟パワーでV奪回&古里・広島で2人パレード敢行というもの。命令を下したのは金本知憲氏(44)。昨シーズンを最後にユニホームを脱いだアニキの厳命とあって、背くわけにはいかない――。

 

 関係者の話を総合すると、それはシーズン中のある日のことだった。新井兄弟が活躍するVTRを見ていた金本氏がいたずらっぽく笑いながらポツリとつぶやいた。「2人の活躍で優勝して、広島でパレードをしなきゃいかんやろ。軽トラックの荷台に兄弟2人が乗ってな」――。

 

 新井兄弟もすぐ横におり、アニキの仰天プランを聞いて苦笑いを浮かべていたという。2011年シーズンを前に弟・良太が中日から移籍して兄弟揃ってタテジマでプレー。その年の4月19日には兄・貴浩がサヨナラ打。3日後の22日には弟・良太がサヨナラ打と兄弟の存在感をアピールした。昨季は貴浩が4番でスタートしたものの極度の不振。代わりに良太が4番を打つなど台頭した。

 

 昨年7月29日のDeNA戦では81年のロッテのリー兄弟(レロン、レオン)以来31年ぶり3組目となる兄弟アベック弾を叩き出した。兄が復活を果たせば、新井ブラザースがチームの中心となり、優勝争いを繰り広げることも夢ではない。良太も「兄弟で守ったり、打ったりできれば最高ですね」と兄弟揃っての活躍を熱望。2人の大車輪の活躍でチームをリーグ優勝に導くというのが最大の夢だろう。

 

 そして、アニキの指示通り古里で歓喜の2人パレード…。チーム関係者は「2人パレードということなら金本さんが動けば十分、実現できるでしょう。本人たちも照れくさい部分もあるかもしれないけど、兄弟揃って古里に錦を飾れるのだから、これほどうれしいことはないでしょう」という。

 

 V奪回、兄弟パレードという究極プランに向けて新井ブラザースは走り続ける。