大石フォーム改造で西武コーチ面目丸潰れ

2013年01月14日 11時00分

 これではプロの面目丸つぶれだ。西武の大石達也投手(24)が早大時代の原点に戻る決心を固めた。東京都内で自主トレを公開した大石は「トレーナーさんに付きっ切りで見てもらえている」と成果を実感。一緒に自主トレを行う早大同期の広島・福井優也投手から昨年5月、安福一貴トレーナー(36)を紹介された。

 

 安福トレーナーは「大石選手はとにかくフォームを大学時代に戻すこと。携帯情報端末を使って大学時代のフォームと今の映像を重ね合わせて分析。また150キロを投げてもらう」と鼻息が荒い。福井も「大石はいいヤツなので人の話を聞きすぎる。それでおかしくなった」と同情した。

 

 早大で155キロストッパーとして活躍し10年ドラフトで6球団競合の末、西武に入団。大石は先発に転向するためボールに体重を乗せる涌井のフォームをお手本としたがここから迷走が始まった。右肩を痛め直球は140キロ前半に落ちてしまった。昨季は中継ぎとして24試合に登板しプロ初勝利も1勝1敗の成績だったが、安福トレーナーのおかげで直球のキレが戻ってきた。渡辺監督から今季こそローテ入りが期待されている。

 

 とはいえフォームを大学時代に戻すだけで150キロ超の速球がよみがえれば、西武コーチ陣は何をやっていたのか…。