バドミントンの国際大会ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン(9月19~24日、東京体育館)の概要発表が27日、都内で行われ、リオ五輪金メダルの高橋礼華(27=日本ユニシス)、松友美佐紀(25=同)組らが出席した。

 今年からダイハツ工業がスポンサーに加わり、大会名称が変更になったとはいえ、タカマツペアにとってはスーパーシリーズ初制覇を果たした思い出深い大会だ。松友は「この舞台で戦えるのは楽しみ。一試合でも多くプレーできるように頑張りたい」と意気込みを口にした。

 来年から同大会はスーパーシリーズプレミアになることが内定。五輪、世界選手権のレベル1、全英オープンなど3試合があるレベル2に続く、レベル3の格付けとなる。

 賞金総額は今年の32万5000ドル(約3600万円)から70万ドル以上に倍増。「世界ランクトップ10の選手は出場が義務づけられる」(日本バドミントン協会・銭谷欽治専務理事)ため、よりハイレベルな大会となる見込みだ。

 会場も東京五輪と同じ、武蔵野の森総合スポーツプラザに移る予定。リオ五輪を上回るメダル獲得が期待される2020年に向け、バドミントン熱はさらに高まりそうだ。