虎をかく乱「変顔」「泣き落とし」

2012年04月24日 12時00分

 阪神は20日、DeNA戦(横浜)に1—3で敗れた。エースの能見篤史(32)を先発マウンドに送りながら、最下位相手に黒星で首位陥落だ。原因は拙攻、打球判断のチョンボ、スクイズ失敗、送りバント失敗など連発したミス。実は、その〝伏線〟は試合前から張られていた。

 試合前から妙な雰囲気にはなっていた。阪神の練習がスタートした時のこと。弱々しい表情の中畑監督が虎首脳陣数人に歩み寄り「オレから頑張れなんて言えないよ…。頑張らないでくれ…」などと泣き落とし。まさかの懇願に各首脳陣は困惑、苦笑いだ。さらに中畑監督は打撃練習に向かう駒大の後輩・新井貴にも近づき、今度は変顔を披露。虎の主砲を笑わせて集中力を乱す〝戦法〟にも出た。まさに、なりふり構わぬ?「セコイぜ野球」が試合前から虎を襲っていたのだ。

 加えて、今季から横浜スタジアムの外野フェンス上に設置されたリボン状のスクリーンも微妙な影響があったかもしれない。観客席の開門と同時に電気が入れられるのだが、それが阪神の打撃練習が始まったタイミング。青地に白い文字が流れ、チーム内からは「目がチカチカする」との声が上がっていた。この敗戦が今後に響かないことを願うばかりだ。