【フィギュア世界選手権】宇野魅せた2位 19歳の成長力でSP歴代3位104・86点

2017年03月31日 16時30分

宇野は会心の演技(ロイター)

 これが19歳の“成長力”だ。宇野昌麿(19=中京大)が会心の演技でSP世界歴代3位の104・86点をマーク。2月の四大陸選手権に続く2度目の100点超えで、堂々の2位発進を決めた。

 

 宇野もガッツポーズで「すごく高い点数でうれしかった」と喜んだ。冒頭の4回転フリップ、4回転―3回転の2連続トーループと成功。小気味いいステップも見せ、持ち味を存分に発揮した。

 

 2月から3月にかけての4週間で3大会(四大陸選手権、札幌冬季アジア大会、プランタン杯)に臨むハードな日程に挑んだ。宇野自身も「シーズン後半で疲れも出てくる時期なので、連戦でケガをしないように気をつけたい」と警戒していたが、今大会には開幕の1週間以上前からフィンランドに入って体調を整えるなど準備を怠らなかった。「試合を通して成長できた」との言葉通り、若さで乗り切ったばかりか、大舞台の世界選手権でも動じない精神的な成長につなげた。

 

 昨年大会では7位に終わり、リベンジを期した今大会。「SPはいい演技ができた。フリーでまた一から作り上げたい」と表彰台を見据えた宇野の視界には、当然来年の平昌五輪も入っている。