「金」村田諒太の名言の源は聖書

2013年01月02日 10時00分

 2012年夏のロンドン五輪では日本中がメダルラッシュに沸いた。数多く生まれたメダリストのなかで最もブレークした男といえば、ボクシング男子ミドル級で金メダルを獲得した村田諒太(26=東洋大職)だろう。「日本人が勝つのは不可能」といわれた階級で下馬評を覆した強さと、数々の名言に感動した読者も多いはず。五輪後も引っ張りだこの金メダリストが本紙の単独インタビューに応じ、本音全開で現在の胸中を語った。

 ――ロンドン五輪後、生活が一変しましたね

 村田:本当に変わりました。こんなにもヘソクリがたまるものかと…。

 ――五輪での名言もネット上で話題になった

 村田:あれね、言って後悔しましたよ。「金メダルじゃなくて、これからの人生がボクの価値になる」って…。しんどいでしょ。金メダル対今後の人生って、なったら。

 ――ハハハ。「ミドル級の優勝は、日本人にはできないとは聞いていたが、ボクにできないとは聞いていない」とも

 村田:あれは言ってよかったと自分でも思います。でもね、質問が不思議で仕方がなかったんですよ。だって、去年の世界選手権でボク、銀メダルですよ。金メダルが手に届くものだったんです。それを目指しただけなのに、なんで「あんた、無理」って言われんの?って。ちょっとぐらい、信じてくれてもよかったんじゃないかと。