フィギュアスケートの四大陸選手権(16日、韓国・江陵)、女子ショートプログラム(SP)で三原舞依(17=神戸ポートアイランドク)が66・51点をマーク、日本勢トップの4位と好発進した。首位はガブリエル・デールマン(19=カナダ)で68・25点。

 演技前から笑みを浮かべ、リラックスした様子の三原は冒頭の3回転3回転の連続ジャンプなど、3つのジャンプを難なく着氷。演技後は両手を挙げてガッツポーズを見せる会心の演技だった。

「朝の練習は少しおかしかったけど、(平昌)五輪の会場で滑らせていただけることに幸せを感じた。自分では納得のいく演技ができた」。自己ベスト(68・48点)に約2点及ばなかったが、ノーミスの演技に満足感を漂わせた。

 18日のフリーに向け「SP、フリーでのノーミスが今季の目標なので、残り半分、思い切って滑り切りたい」。三原はすでに世界選手権(3〜4月)の代表に決まっており、シニア1年目で飛躍のシーズンを迎えている。

 他の日本勢は本郷理華(20=邦和スポーツランド)が59・16点の9位、樋口新葉(16=日本橋女学館)が58・83点の10位につけた。