【韓国・平昌15日発】男子のW杯個人第20戦(HS140メートル、K点125メートル)でレジェンド・葛西紀明(44=土屋ホーム)は21位に終わった。1本目は130メートルで15位につけたが、2本目は120メートルと失速。「1本目も上の横風でバランスを崩した。(風は)バラバラですね。2本目は追い風。どんなに頑張っても風には勝てない」と観念した様子だった。ジャンプ台の攻略法も「ないです。運だけですね」。平昌五輪で8度目の五輪出場を目指しているものの、今季は一度も表彰台に上がれていない。日本勢の最高は16位に入った竹内択(29=北野建設)。「シーズン始めと比べるとだいぶ戦えている」と復調に手応えをつかんだ。