福留“銭闘”で阪神ファン敵に回す?

2012年12月24日 16時00分

 阪神と福留孝介外野手(35=前ヤンキース傘下3Aスクラントン)の入団交渉がなかなか進展しない。虎提示の3年総額6億円の条件に福留側が難色を示しているとみられる。そんな中、阪神サイドからは「これ以上長引くのは福留にとって危険だ」との声が…。

 

 阪神・中村勝広GM(63)は20日、福留との交渉について進展がなかったことを明かした。金銭面で折り合いがついていないとみられるが「前にも言った通り、マネーゲームには参加しない」と強い口調で話した。そんな中、阪神のフロント内から出ているのが「入団が長引けば長引くほど心配」という声だ。

 

 その理由はこうだ。「このままでは福留が例えウチに入ってもファンの反感を買うことになりかねない。“条件をつり上げるために交渉を長引かせている”というイメージがついてしまっている。これ以上、長引くと入団当初から相当な逆風が吹くことになってしまう…」(チーム関係者)

 

 すでにネット上などでは今回の福留サイドの“銭闘”ぶりを批判する阪神ファンの声が出始めている。球団にも「殺到と言うわけではないが、そういうクレームは来た」という。それだけに別の関係者も「これじゃ福留が来てもスタートから逆風にさらされることになるかもしれない。すぐに大活躍となれば、それも封じ込められるけど…」と言って表情を曇らせた。

 

 日本球界復帰とはいえ日本と大リーグで環境などが大きく変わるだけにその適応は福留とて決して簡単ではない。そこでファンからの強い逆風が吹けば、重要なスタートダッシュが難しいものにもなりかねない。そうなれば、何もいいことはない。

 

 選手にとって契約問題は重要。納得いくまで交渉すべきということは阪神サイドももちろん、分かっている。それでも、もはや思わずにはいられない。「早く結論を出してほしい!」。まさに福留への虎の悲痛な叫びだ。

 

 

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