【ジャンプ女子】高梨沙羅のW杯最多勝に山田コーチが太鼓判

2017年01月11日 16時30分

友人から花束を贈呈され笑顔の高梨沙羅

 ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(20=クラレ)の快挙達成に太鼓判が押された。

 

 10日、W杯ドイツ大会を終えて帰国。今季W杯6戦5勝とし、通算49勝でグレゴア・シュリーレンツァウアー(27=オーストリア)の持つ史上最多53勝にあと4勝と迫った。W杯は札幌(14、15日)、蔵王(20、21日)で計4戦が控えており、日本で並ぶ可能性は十分。普段は、記録は気にしないという高梨も「そうなれば最高。ベストを尽くせるようにしたい」と珍しく気合を入れた。

 

 遠征に同行している山田いずみコーチ(38)も「もちろん、それを目指している」と自信を示す。今季好調の根拠として、助走路における技術が格段に向上したことを挙げ「精神的にも大きくなっていますし、アプローチの安定感が増して、そこに力強さが加わった。多少のズレは今もあるけど、それが極力少なくなった」と分析した。

 

 特に「差が出やすい」ラージヒルで行われたドイツでの圧勝劇は、確かなレベルアップを証明するものだった。高梨にとっては国内戦への弾みとなり、山田氏は「昨日(第6戦)の2本目なんかピカイチ。得意のラージで気持ちよく飛べた」と好影響を期待した。

 

 この日は、成人のお祝いに10年来の友人である大学生の渡辺雄太郎さん(20)が花束を持って駆け付けた。「東京にいる時よく遊ぶ。家族ぐるみで仲良くしている」という高梨は、笑顔で互いの健闘を誓い合った。