2020年東京五輪のメダル候補へ――。

 日本サーフィン界で“50年に1人の逸材”と言われるプロサーファーの五十嵐カノア(19)が20日(日本時間)、米ハワイで行われたサーフィンの国際大会「パイプマスターズ」で、準優勝の快挙を達成した。

 同大会には世界のトップサーファー34人が参戦。その中でも五十嵐は最年少だったが、準Vに上り詰めた。

 五十嵐は両親が日本人で、米カリフォルニアで生まれ育った。3歳から波に乗り始め、幼少期から“天才児サーファー”として注目され、国際大会でも優勝を重ねてきた。身長180センチ。

 サーフィンは2020年東京五輪・パラリンピックで追加種目として正式に採用が決定した。まだ日本ではその名を知られていないが、東京五輪の金メダル候補として一気にブレークしそうだ。