新生K‐1は20日、都内の事務所で会見を行い、来年4月22日の「K‐1 WORLD GP 2017 JAPAN」(国立代々木競技場第二体育館)で、山崎秀晃(29)がスーパーライト級王者ゲーオ・ウィラサクレック(32=タイ)に挑戦すると発表した。

 両者の対戦は今年9月に一度予定されたが、ゲーオが直前になって「両側耳下腺腫脹(おたふく風邪)」を発症し中止となった。王者は「このような機会がいただけてうれしい。病気で会えなかったので、来年会いましょう」と笑顔を見せた。一方の山崎は「決まったからにはしっかり倒す。今まで生きてきた中で得たものを全て出して勝ちたい」と決死の覚悟で話した。

 同大会に2010年の「K‐1 WORLD MAX」日本王者の大和哲也(29)が参戦することと、来年1月14日に中国・河南省で行われる「第5回武林風世界カンフー盛典」にゲーオと久保優太が参戦することも併せて発表された。