【バドミントン全日本総合選手権】タカマツペア辛勝に朴監督はカミナリ予告

2016年12月03日 16時30分

 バドミントン界のヒロインたちに名将のカミナリが落ちそうだ。バドミントンの全日本総合選手権4日目(2日、代々木第二体育館)、女子ダブルス準々決勝でリオデジャネイロ五輪女子ダブルス金メダルの高橋礼華(26)、松友美佐紀(24=ともに日本ユニシス)の“タカマツ”ペアが篠谷菜留(22)、星千智(21=ともに日本ユニシス)組に2―1で逆転勝ち。

 

 女子シングルス準々決勝でも、リオ五輪ベスト8の山口茜(19=再春館製薬所)が同学年の川上紗恵奈(18=北都銀行)にこちらも第1ゲームを落とし、2―1で逆転勝ちを収めたが、2020年東京五輪までの続投が決まった日本代表の朴柱奉監督(51)は浮かない顔だった。

 

 同門の後輩相手に第1ゲームを落とす辛勝に高橋が「負けちゃダメだの気持ちが大きくなりすぎた」と反省すれば、山口も「正直、負けを覚悟したが、そこまでくると開き直って攻めることができた」と冷や汗を拭うばかり。これに朴監督は「良くないですね~、タカマツも山口も。集中力が欠けていて、気持ちも足りない。五輪王者だとしても、これは全日本総合ですよ。もっとファイティングスピリットを持たないと」と厳しかった。

 

 リオ五輪後も海外遠征をこなし、連戦の疲れがあるのは当然だが、それでも国内最高峰の大会は特別なもの。朴監督は04年に日本代表監督に就任した際、日本選手の勝負欲のなさに驚き、精神面を鍛え直してきただけに、準々決勝で足踏みする有力選手には不満が残るというわけだ。

 

 今大会後にも、新たな日本代表メンバーが決定する。「今回は所属の大会。でも、代表として新たに集まった際にはそういう気持ちの面も改めて伝えていきます」(朴監督)。大会中に名将もうなるファイティングスピリットを見せられるか。