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話にならなかった外国人補強


【山本功児 なんとなく幸せ(24)】

 

 プロ野球では、たとえ強いチームであっても補強は欠かせない。常勝が義務づけられている巨人でもそうだし、なかなか勝てないチームならなおさらだ。しかし、その点においてボクが指揮を執っていたころのロッテは弱かった。

 コーチ時代には深くタッチすることはなかったが、やはり監督ともなると新人選手や外国人選手の獲得にも意見を求められる。これはどのチームでも同じだと思うが、外国人選手の獲得に際してがくぜんとさせられることがあった。ある年の秋季キャンプ中のことだった。球団がリストアップした外国人選手の資料VTRを見ていた時に、一人のコーチが妙なことに気づいたのだ。

「あれ、この選手の後ろに映っているのはデストラーデですよ」。デストラーデとは、西武の黄金時代を支えた強打のスイッチヒッター、オレステス・デストラーデのことだ。1989〜92、95年に西武に在籍し、引退後は米国・フロリダで解説の仕事をしていた。

 そのVTRを見ていたのは2000年以降のこと。しかも、後方に映り込んでいたデストラーデの姿は、89年の西武入団以前のものだ。来るシーズンに向けた補強のための資料が10年以上前の映像なのだから話にならない。

 01年の開幕直後にやってきたジェフ・クベンカもひどかった。この投手の資料VTRにいたっては撮影場所が原っぱのようなところで、見ても評価のしようがなかった。結局3試合に登板して1試合だけ先発させたが、防御率は18・00。1年限りで解雇された。

 野球に限ったことではないが、いくらいい時にチヤホヤしてくれる人が多くても、ひとたび流れが悪くなると波が引くように去っていく。監督最終年の03年には、ボクにひと言のアナウンスもなく千葉マリン(現QVCマリン)の一室でスカウト会議が開かれたこともあった。

 そんな悪い流れはヒシヒシと感じていたので、その年の春先のミーティングではコーチ陣にこんなことを通達した。

「オレと個人的に会話をするな」と。退任が既定路線の指揮官とつながっていると見られれば、一蓮托生でクビになってしまう恐れがあるからだ。

 最後の最後に嫌な思いはしたが、監督生活の5年間は選手にも恵まれたし、楽しいこともたくさんあった。そして「最後に笑う」ことの大切さを学んだ。勝負の世界においては最初に笑ってもダメだし、途中で笑ってもいけない。その点はボクの反省点でもあった。

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