競泳・萩野に恩師・平井氏が送った忠告とは

2016年11月08日 16時30分

 競泳で五輪2大会連続2冠の北島康介氏(34)率いるマネジメント会社「インプリント」と契約したリオ五輪男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(22=東洋大)に、恩師の平井伯昌監督(53)が7日、“自立のススメ”を説いた。

 

 ともに自身の弟子だけに、早い時期から相談に乗っていたが、すべてに安堵というわけではないようだ。萩野にとって、マネジメント会社との契約は初めての経験。平井氏は、北島氏うんぬん以前に「マネジメント会社に入って全部任せちゃうと、自分のイメージをつくられちゃうこともある。『とにかく北島に、きちんと話しなさいよ』と言いました」。

 

 平井氏の脳裏にちらつくのは若手時代の北島氏の姿。北島氏はインプリントを立ち上げる前の2003年から09年までサニーサイドアップ社と契約したが、その間、試行錯誤もあった。「北島は、今は社長でやってるけど、ボクらはアイツがマネジメント会社に入った時のころまで見ているから」

 

 マネジメントとはコントロールすること。北島氏も経営者の顔で萩野に接する。そこで意図しない“すれ違い”が生じないとは限らない。「萩野はジュニア育ちっていうのが北島より強い。だからキミの後ろに、いろんなスイマーだったり、保護者の方がいるってことを忘れないでやれよって話はしているんです」と平井氏は力を込めた。

 

 萩野の所属先は今後、決まる予定。萩野はリオ五輪後に右ヒジを手術したが、「経過は良好」(平井氏)と順調に回復しているもようだ。